空からの贈り物!カリブ海に浮かぶマングローブの森
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おはようございます、
うにまるです( ´ ▽ ` )ノ
現在、アラスカのチェナ温泉でオーロラ待ちのため予約投稿にてお届けいたします。
それでは、1月17日の日記からドーンといってみましょう!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
みなさんシアン・カアンって知っていますか?
うにまるは知りませんでしたよ(笑)
シアン・カアンは、ユカタン半島のカリブ海沿岸地域に広がる生物圏保護区。カリブ海沿いにサンゴ礁が広がり、白い砂浜や、小さな湾、マングローブ林等があります。地表は石灰石でおおわれ、これらの特徴的な地形は、それぞれが様々な植物相や動物相を育んでいるそうです。また、保護区内にはセノーテも多く存在し、マヤ文明の遺跡も多く残っているとか。(wikiより要約)
そのため1987年に世界自然文化資産に登録された、そんな場所です。
カンクンてビーチリゾートのイメージだったんですが、すぐ近くにそんな場所が残されていたんですね。これは、行ってみたい!!でも、地◯の歩き方にも宿の情報ノートにも、ほとんど情報がないんです。どうやらツアーが出ているみたいなんですが、カンクンからより、より近いトゥルムに行った方が選択肢が広がるかもしれません。
…というわけで、これだけの情報をもとにトゥルムに行くことにしたっていうわけ。
でもトゥルムの街にはセノーテ観光のためのダイビングショップはいくつかあるんですが、ツアーデスクは2つしか見つけられず、しかも一つは閉まってて…。ようやくみつけたSAVANAツアーというところで話をきくことに。
ボートトリップ 1000ペソ(8000円)
カヤッキング 1200ペソ(9600円)
カヤッキング+シュノーケル 1800ペソ(15000円)
カヤッキングは朝と夕方。ボートトリップは夕方。それぞれ移動を含めて6〜7時間程度のツアーとのこと。いちばん高いのは1日ツアー。
悩んだ末にカ夕方のカヤッキングのツアーを選んだんですけどね、当日行ったらボートトリップじゃないと行けないってなって…。昨日、ちゃんと予約したのにな…。でもどちらもいいなって思っていたんでとりあえずOK
うにまる意外はイギリスから来たというイギリス人とスペイン人の6人グループ。
バンにのって移動します。
まず始めにビジターセンターみたいなところにより、シアン・カアンの概要を聞きます。

センターの周りで自然観察。小さな小さな蜂の巣を見たり、赤い虫を見たり…





6人グループもどうやらかなりの生き物好きみたいて、女の子たちも平気で虫の観察。6人組に放り込まれて、ちょっぴり不安だったんですが、これはなかなかいい感じかも

この実は、ガムとして利用されているんだって。果汁を指先で揉むとネバネバになります。おもしろい!!



さらに移動し、ここからボートトリップ開始。


海の色がなんだかすごいことになっています。エメラルドグリーンにもう少し白を足した感じ。


ボートはビュンビュンと水を切り、しばらく進むと、マングローブの小島?が見えてきました。



背丈の低いマングローブ林の中をかきわけるようにボートは進んでいきます。

マングローブって言うのは海水と真水が混ざり合うような河口付近に生きることができる植物の総称なんだけれど、水につかった場所でも生きられるってすごい生命力ですよね。しかも海水!!
そのために根っこを地表に出したり、葉っぱから塩分を排出したり、他の植物にはない不思議な力をもっていたりするのです。生物の適応力ってほんとにすごいなって思います。

そんなマングローブの上を大型のサギ類などが悠々ととんでいく、なんとも楽園のような風景。


たくさんの鳥たちが観察できて感激




シアン・カアンって「空からの贈り物」っていう意味らしい。
残念ながら天気は曇りだったけど、雲の隙間から光のシャワーがふってきた


この不思議な色の海の水は、濁ってるのかなって思ったら、すっごく透明だった。


こちらはマヤの遺跡。


ここからはボートを降りて、マングローブとマングローブの間の狭い水路をプカプカ浮きながら移動。フローティングって呼ばれる遊びです。流れがあるので、とくに泳がなくてもいいんだけど、この日は曇っていたから、結構寒かった。
カメラをボートにおいたまま準備をしていたら、いつの間にかボートが先に行ってしまって、写真がとれなかったっていう…
残念すぎるので、H◯Sのホームページからお借りしたこちらの写真で雰囲気だけでも…。

マングローブにエアプランツが寄生していたり、魚がいたり、蝶が舞っていたり…
ああ…カメラがなくて残念。
ただ、あまりに寒くて鳥肌建ってきたんで、後半は早く水からあがりたかった
フローティングを終えたら、次は白い砂浜に上陸。

でっかい海藻が落ちてました。

なんか、こういう雰囲気って…。絶対アレが落ちてそうですよね

見つけましたーーーーっ!!

これシービーンズっていって、海を漂流してここに辿り着いたマメ(種)なんです。どのくらいの旅をしてきたかはうにまるには分からないけど、この広い海を旅したきたなんて、ドラマですよね。
流れ着いた種がこの地で芽をだし、新たな森をつくっていく…

↑これはマングローブの種。柔らかな砂地につきささるよう、細長く尖った形をしています。
このあとガイドさんも説明して、みんなでビーチコーミングしました。ビーチコーミングって海岸で拾い物する活動です。メキシコでもビーチコーミングって考えがあることにけっこう驚きました。世界共通なのかな?
そんなことをしているうちに夕暮れ。
このあたりにはマナティーもすんでいるとのこと。しばらく静かに待っていたんですがこの日はお目にかかれず。


この風景、南の海って感じがものすごいです。心がおだやかになっていく、そんなのんびりとした時間。


夕暮れって、ほんといいですよね。



最初はなんだか不安だったけれど、結果的にはとっても楽しくて充実した時間が過ごせたシアン・カアンツアー。
イギリスからのメンバーともすっかりうちとけて、一緒に夕飯も食べにいってしまいました。
見ず知らずの外国人グループにまじって、夕飯なんて!!
1年前の自分からはまったく想像つかない展開…。やっぱり少しは「旅力」アップしたのかな?

次回の更新は、コスメル島の楽しい仲間たちを紹介したいと思います。お楽しみに

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| アメリカ1998.8 | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑