ついにウルル!大地のエネルギー
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おはようございます、
うにまるです( ´ ▽ ` )ノ
すでに帰国し、一応社会生活らしきことを営んでおりますので、お間違えなきようお願いします。
一部でまだ帰国していない説が流れているようなので念のため(笑)
それでは、本日はいよいよウルル到着!です。ドーンといってみましょうヾ(@⌒ー⌒@)ノ
ダーウインから一直線に南下してきたうにまるたち。南回帰線を通過しウルルへの拠点となるアリススプリングスの街へ。

南回帰線は夏至の南中時に太陽が真上に来る(影ができない)位置…でいいのかな?←違ってたらごめんなさい
英語では「Tropic of Capricorn」。アフリカでこの看板を見かけたときに、何のことかさっぱりだったうにまるですが、今回はばっちり理解できました!!
もっとも南回帰線がなんたるかってことの理解があやしげですけど…(^^;;
アリススプリングスはウルルの拠点であり、ここからたくさんのツアーが出ていますが、それでも片道6時間、405kmの陸路移動となります。お金のある人はエアーズロック空港を利用するんでしょうね(笑)
ちなみにエアーズロックは発見したイギリスの探検家がつけた名前。ウルルはアボリジニの呼び名。『世界の中心』という意味合いで「大地のヘソ」もしくは「地球のヘソ」と呼ばれることもあります。
アリススプリングスからウルルまでの道は真っ赤な砂に覆われ、レッドセンターと呼ばれる砂漠地帯。

そんな赤い荒野の彼方、霞のかかったその先にウルルがその姿を現します!!
すごい!!!
これだけ離れているのにもか変わらず、その存在感に胸を打たれます。発見したときの驚きと感動!
だんどんと大きく近づいてくる巨大な岩の塊。

写真で見たそれと、目の前にあるそれはまったく別物でした。ウルルは圧倒的な存在感をもって、そこにありました。
そんなウルルの横を通り過ぎ、まず初めに向かったのはカタ・ジュタ。アボリジニの言葉で「多くの頭」と言う意味をもった、岩山の集まり。ウルルと一緒にウルル・カタジュタ国立公園として世界遺産に指定されています。

その巨大な岩山のほんの一部をショートトレッキング。



そそり立つ岩盤に水のあと。雨季にはこの絶壁の岩肌を水が流れ落ちるようです。
さらに進むと岩と岩に阻まれ、もう進めなくなりました。


別の角度から見たカタジュタ

そろそろ日暮れということで、ウルルに戻って、その夕景を堪能。シャンパンだって開けちゃいますよ。



日が傾いて、影がこんなに長くなりました。

この展望エリアはウルル観光の要所らしく、もう周り一面シャンパンを傾けるバスツアーのメンバーで溢れていました。


これ、一枚岩なんですよね。プレートとプレートがぶつかり合い、逃げ場を失った堆積物が縦に持ち上がった結果らしいんですが…。どれだけ大きな力がこの台地作り上げたのか想像もつきません。
ちなみに世界一大きいのかと思っていたのですが、世界二番目なんだそうです。
世界はなんて広いんだっ∑(゚Д゚)
その巨大な岩肌を赤く染めた夕陽が沈み、天頂から夜の帳がおりてきます。

この夕暮れの空のグラデーションがたまらなく好きなんです。心がシンとなる、そんな瞬間。そして闇に飲み込まれて行く風景。

やがてやってくる朝。翌日は日の出前から再びウルルへ。

あたりが明るくなり始めた頃、散策開始。



やがて登ってきた朝陽に岩が一気に輝きます!!!
そして、一周10kn朝から2万歩という長い道のりをこの足で歩いてきました。
あまりの長さに途中ちょっぴり嫌になったってのは内緒の話(笑)

でも、百聞は一見に如かず!
自分のあしで、自分の目で、自分の肌で感じたウルルは本当にものすごいエネルギーを感じさせる塊でした。
さて、ウルルに行ったというと「登ったの?」と聞かれるのですが、ウルル登山にはいろいろと難しい解釈があるようです。
先住民であるアボリジニにとっては、ウルルは聖地であり、登山の対象ではなく崇めるもの。それが、正規のか発見により、登山道が作られます。

山肌に鎖が張られているのが登山道。往復2~3時間ほど。ときには滑落による死亡事故も起こるという場所。
今のご時世、いっそ登山禁止にすれば良いのにと思ったのですが、どうやら登山道をひき、観光利用させてもらうという名目で、アボリジニのコミュニティにその料金が支払われ、それが生活の支えの一部になっているんだとか…。これは、帰国してからWikipediaで知ったこと。
いろんな思いが交錯していることがうかがわれますが、問題の根が深いのでまだまだ理解足りていないうにまるにはこれ以上語る言葉がありません。
この問題に限らず先住民に対する問題は、どこの国でも少しずつ解決に向かっているのかもしれないけれど、まだまだ大きな溝が残っているのも事実。普段の生活ではなかなか考えることが少ないそういう問題について、知ったり考えたりすることができるのも旅の力。
自分の無知に情けなくなったりもしますが、昨日までの知らなかった自分より、はるかにいいんじゃないかな。

アボリジニガイドのお二人

大昔の壁画

「ここは写真撮らないでね」の看板
遅咲きバックパッカーのうにまるには、まだまだ学ぶべきことがたくさんあるようです。
さあ、今日も元気に頑張ろう!

明日はそそり立つ岩山「キングスキャニオン」をトレッキングしたお話です。オーストラリアの自然は本当にダイナミックです!!!
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| オーストラリア2015.7 | 06:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑